NEXT HORIZON・Shu Land Annexフォトギャラリーブログ・オダギ秀の眼差しとモノローグ。

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何を。 23:54




山門を入って少し行くと小さな地蔵堂があって、扉に袋が下げてある。スーパーかコンビニで何か買ってきて、お供えした風情だ。
何をお供えしたのか覗いてみたい気がしたが、それはいけなかろう。
ボクも何かを、と思ってポケットを探ったら、出て来たのは珈琲キャンディが一粒。ちょっと迷惑かなあ、と思いながら、足下の踏み石に置いてみる。
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あざ笑い。 23:54




山裾の古い不動堂の格子戸から、暗い堂中を覗いていると、頭上であざ笑う気配がした。
見上げると、見慣れぬ、何やらおぞましい奴が見下ろしている。ぬえ(鵺)じゃないかと思った。
「何しとるんじゃ。何か意味のあること、しとるんか?」みたいな顔してる。
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氷雨。 23:54




弟の絵の個展を見に、滅多に行かない街に出た。
行きがけにはミゾレていたが、戻る頃には冷たい糠雨になっていた。
滑ったら堪らんぞ、と自分に言い聞かせながら周りを見ると、そんなこと気にしている若者はいそうにない。
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始まり。 23:59




また寒くなってきた。
でも、吊し雛など見ると、やはり春が始まった気がする。
一昨日は、母の命日だった。あらためて、こんな季節に逝ったのだなと思う。
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ガード下。 04:36




ガードの下を行こうとして、急に懐かしくなった。
学生時代、家庭教師のアルバイトで、週に二回、ガードを潜った。
ガード横の電器屋で、ヘアドライヤーだったか何だったか売っていて、ボクは欲しいなと思いながら通った記憶がある。欲しいなと思ったことだけは覚えているが、あれは、何だったのだろう。
教えていた中学生は、どんなオヤジになっているだろうか。
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辻にいて。 23:54




田舎道を行くと集落の外れの辻に、道祖神さんの石塔があった。
ボクも人生の旅を行く端くれ人だからと、無事を願って手を合わせる。
どこかで冷たい風が、笛の音のような吐息を奏でている。
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初法会に。 06:11




仏教徒でもその寺の檀家でもないボクだが、年末年始は、毎年、快く受け入れて下さっているお寺さんに伺う。除夜の鐘を撞かせていただき、そのまま、年明けの瞬間から始まる初法会に臨む。
開会を待ちながら冷える本堂の天井を見上げると、たしか昨年はなかった千羽鶴が、黙って下がっていた。誰かが、何かを願ったのだろう。願いが叶いますように、とボクも鶴の房に手を合わせる。
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ガンマン。 23:54




昔からマカロニ・ウェスタンが好きで、ドク・ホリディや荒野の用心棒のガン捌きにあこがれていた。
「撃とうと思って撃ったんじゃ遅いぜ。撃とうと思った時には撃ち終わっていなきゃ、撃たれちまう」なんてセリフに共感して、そんなふうにカメラのシャッターを切りたいとうそぶいていた。
だから、その頃は、腰に下げたカメラのシャッターをコンマ何秒で切れるか、なんて気にしていた。
今日も、車を走らせながら、ひょいとシャッターを切った。だが、
どうやらガンマンとは、ほど遠くなったようだ。これじゃ、当たらねえ。先に撃たれちまうぜ。
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見ている。 23:55




ランチをしていると、「それでいいのかなあ」なんて顔でこちらを見ている二人がいる。
もう今年も残り少ないから、それでいいんだよ、と答えてみる。
でも、本当の心の中には、それでよかったワケないじゃないか、なんて、今年を振り返っている自分がいる。
来年こそは、なんて言い訳の口実を探している自分は、例年どおりの自分だ。
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ギンナン。 23:58




学生時代の友人が、今年もギンナンを送ってくれた。浅草界隈を散歩しながら採った実だ。
彼が、一粒一粒拾い集め、一粒一粒仕上げてくれたと思うと、嬉しさと美味しさで、ついウルっとしてしまう。
ギンナンの実は、ちゃんと処理するのは結構手間がかかる。今夜は、彼の気持ちに感謝しながら、珈琲に添えさせてもらおう。
  ※紙封筒に入れ、レンジでチンがいい。熱いうちなら、皮も剥きやすい。
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