遥かな時代4 | 06:20 |
服に関わる仕事をしているのが、楽しくてたまらないと彼女は言う。一途に立ち働く彼女は美しい。
ボクも、彼女ぐらいの年齢の時代には、ろくに寝ずに仕事をした。仕事が残っている限り、寝たいなどとは思わなかった。やらなければならないのではなく、仕事をすることが楽しくて楽しくて、いつも深夜まで仕事をし、起きていられなくなって仕事を止め、嫌々ながら寝ていた。
自分の意志で仕事ができるというのは、人間だけの特権なのだから、などと嘯いていた。
ーー写真展「遥かな時代」から
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