NEXT HORIZON・Shu Land Annexフォトギャラリーブログ・オダギ秀の眼差しとモノローグ。

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遥かな時代4 06:20



服に関わる仕事をしているのが、楽しくてたまらないと彼女は言う。一途に立ち働く彼女は美しい。
ボクも、彼女ぐらいの年齢の時代には、ろくに寝ずに仕事をした。仕事が残っている限り、寝たいなどとは思わなかった。やらなければならないのではなく、仕事をすることが楽しくて楽しくて、いつも深夜まで仕事をし、起きていられなくなって仕事を止め、嫌々ながら寝ていた。
自分の意志で仕事ができるというのは、人間だけの特権なのだから、などと嘯いていた。
                            ーー写真展「遥かな時代」から
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遥かな時代3 03:01



ヘアスタイリストの彼は、眼を向けることもなく素早く腰のハサミを取り替えて、髪を切り続ける。確信に満ちた手の動きは、道具を信頼し切っているからのように見える。
むかしボクは、目隠しをして、繰り返し繰り返し、さらに繰り返し繰り返し、フィルム詰めの練習をしたことがあった。それは、彼のように道具を信頼し、確信に満ちた動きを、身体に覚えさせるためだった。
撮影をしながら、思わずボクは、カメラを持つ手に力を込めた。
                            ーー写真展「遥かな時代」から
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遥かな時代2 03:00



彼は、半年ほど前に、アジア料理のレストランをオープンさせた。自分の店を持つのが夢だったと言う。
昼の営業が一段落した頃、ボクが通りかかると、車道でスケボーをしていた。
とっさにシャッターを切ったのは、その喜々とした表情が羨ましかったからだ。
車が通るのも気にしない、いわば傍若無人な行動が、眩しいくらい生き生きと見えた。
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遥かな時代1 07:16



あの時代、キラキラ輝いていたのは、汗だったのだろうか、涙だったのだろうか。
遥かになった自分自身のあの時代を重ねながら、今回ボクは、必死に生きているキミたちを撮った。
その姿は眩しかったが、でも、シャッターを押す度に、ボクはキミたちから、勇気と元気をもらった。
心からの感謝を込めて、ここに数点アップさせてもらうことにした。


※茨城写真家協会展には、みなさまご来場くださり、ありがとうございました。
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