NEXT HORIZON・Shu Land Annexフォトギャラリーブログ・オダギ秀の眼差しとモノローグ。

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教室。 23:59



卒業した大学へは十数年に一度も行っていないのに、高校は数年ごと位には訪ねている。ボクが今も、通っていた高校のある街に住んでいるということもあるが、師と級友と環境に恵まれた、ドラマか歌謡曲のような青春を過ごしたことが、大きな理由だと思う。 
今の季節は、授業を受けながら教室の窓の外を見ると、枝垂れ桜が満開だった。
そのことを思い出し、いきなりまた、高校に行ってみようかと思った。
だが、時間がとれない。 で、深夜、先月撮った教室の写真など覗いている。窓際の前から二つめの机がボクの席だ。一番前の席の寺門君は、大学に入ってすぐの夏、亡くなった。もう何年になるのか。

| 写真展「遠い風」から | comments(2) | trackbacks(0) | posted by オダギ 秀 - -
Comment








ぴのこさん、
伯父様も、この校舎で学ばれたと思います。
今はここは、文化財に指定されているので、実際には使われていません。ただ、たまたまこのボクがいた教室は、保存教室になっているので、自分の席に今も座れるんですよ。机は復刻されたものですが。
外の枝垂れ桜が懐かしいんですが、今年はもう終わってしまったとFBに友だちが書いていました。
posted by 秀 | 2014/04/06 7:00 PM |
先生、
時間旅行ができる想い出の場所があるって、
ステキですね。
こんな落ち着いた雰囲気の教室だったのですね。
亡くなった私の伯父もそちらの高校でした。
桜には、
心のうちを見透かすような力があるように感じています。

posted by ぴのこ | 2014/04/06 9:37 AM |
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