野仏と。 |
23:53 |
野仏さんの前に敷物を広げ、尻着いて座り込み、持って行ったタンブラーの珈琲なんかチピリチビリ飲みながら最近の自分のことなど話します。
やがて陽が傾くと、それまで苦しそうにしていた菩薩の顔に、うっすらと微笑みが見えたりして、今度は、菩薩のほうから語ってくれるのです。
子どもたちが野の花を摘んで飾ってくれたこと、若い妻がいつまでも立ち去らずに泣いていたこと、春の風に花の香りがあって楽しかったこと、菩薩がどれほど見放されていたかなど、少しずつ語ってくれます、ボク自身の思い出のように。
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石仏巡礼 |
comments(2) | - | posted by
オダギ 秀 - -
Comment
ぴのこさん、こんばんは。
なかなか落ち着ける時間なんて、持てないこの頃です。
でも、毎日を悔いが残らぬように過ごしたいですね。
頑張りましょう。
posted by 秀 | 2020/03/21 1:39 AM |
こんにちは。(^^)
いいですね。
不安に満ちた状況だからこそ、落ち着ける時間を
持つようにしています。
いつものように、一日一日、やっていくだけですものね。
posted by ぴのこ♪ | 2020/03/15 4:24 PM |