NEXT HORIZON・Shu Land Annexフォトギャラリーブログ・オダギ秀の眼差しとモノローグ。

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
慈母観音。 23:58




赤子を抱いた、小さな観音さまが、薮の傍らにおわした。
赤子が泣いたこともあったでしょうか。
赤子を護る辛さに、自分を責めたこともあったでしょうか。
薮の先の満開の桜が見えますか?
桜の季節がどれほど巡ったのでしょうか。
| 石仏巡礼 | comments(2) | trackbacks(0) | posted by オダギ 秀 - -
寛文。 23:56




今日お目にかかったのは、寛文の刻銘のある地蔵さま。
元号が話題になっているので調べたら、三百五十年ほど昔の地蔵さまらしい。
木立を通してうららな陽が射し、木立の合間からは、まだ水の入らぬ田圃が見える。
心地好い風が抜けるが、三百五十年の昔も、変わらぬ情景が流れたのであろうか。
| 石仏巡礼 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by オダギ 秀 - -
白いツバキ。 23:55




午後遅く、片田舎の古刹を訪ねた。
白いツバキが、静かに咲き、静かに散れていた。
傍らの無縁仏の花挿しには、ご住職がされたのだろうか、たくさんの花が生けてある。
ふと屈んで見ようとしたら、いきなり昏鐘の予鈴が響いた。
| Diary | comments(0) | trackbacks(0) | posted by オダギ 秀 - -
葉陰。 23:55




覗くと、菩薩が、何やら考えておられた。
そこでは春の風も入らないのではありませんか? と問うと、
それが定めです、と答えられたような気がした。
苦しくはないのですか? と問うと、
時には春の風が吹きましたから、と答えられた気がした。
| 石仏巡礼 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by オダギ 秀 - -
帽子。 23:54




観音堂の横に、暖かそうな帽子を被った水子地蔵さんがおった。
時折、まだ春になりきらぬ風が、風車を回して行く。
| 石仏巡礼 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by オダギ 秀 - -
パッチワーク。 23:54




冬枯れた田圃の傍らに、小さなお堂があった。
覗いてみると、子安観音さまがおられる。
お堂には、綺麗なパッチワークの垂れ幕が下がっていた。
犬連れた年配のご婦人が通られたので「いい幕ですね」とご挨拶したら、年に二回集まって架け替えるのだそうだが、メンバーがもう六人になってしまって続けられるかな、と、でも、楽しそうに話してくださった。
傍の梅は満開だ。
| Diary | comments(0) | trackbacks(0) | posted by オダギ 秀 - -
ビスケット。 23:53




坂道の途中の薮を上ると、勢至菩薩がおった。
元禄十四年の刻銘があるから、三百年ほども佇んでおられたか。
石苔も綺麗に落とされて、枯れてはいるが花を飾った跡がある。
今なお、お世話されておられる方がいるのだろう。
ボクも何かお供えしようと思ってポケットを探る。
今日はビスケットしか持っていないや。
| 石仏巡礼 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by オダギ 秀 - -
美女。 23:56



田舎道を走っていたら、電柱の陰に美女がいた。
隠れていても、美女は目立つ。
隠れてこちらを見ているのかと思ったら,そうではなく、夢を見ているらしい。
夢を見ていると、色々なことがあるものさ。
| Diary | comments(0) | trackbacks(0) | posted by オダギ 秀 - -
妙行寺にて。 23:55



稲敷郡河内町の新利根川近くに、妙行寺という静かな古刹がある。
そこで、林の陰の観音菩薩に会った。
傍らには、文化14年(1817)、凶作に喘ぐ農民に課せられた年貢の重さを訴え出て獄死した、三義人の供養塔がある。この供養は、今なお続けられているという。
三百年の間、菩薩は何を思っておられたか、耳を傾けたが、笛のような風音しか聞こえない。
| 石仏巡礼 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by オダギ 秀 - -
村境。 23:55




土手の下の雑草の中に、三体の菩薩がおられるのに気がついて、下りてみた。
新しい大きな道路に遮られた小道沿いに、勢至菩薩、慈母観音、それとお顔も身体も崩れて何か判らぬ石仏が、ひっそりと並んでおわした。
近くには、道祖神などもあるから、ここは嘗ては街道沿いの村境であったのかも知れない。
文化とか寛政と微かに読める刻銘があって、二百年ほどもこうしておられたのかと思う。
今日の風は、心地好い風ですか?
| 石仏巡礼 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by オダギ 秀 - -
<< | 2/357 | >>